ベトナム二日目。たっぷり寝て元気が戻ったので、今日はちょっとホーチミンを離れて遠出することにしようと思い、iPadにスキャンして持ってきた地球の歩き方をみると、どうやらホテルの近くからサイゴン川を下ってヴンタウという街に向かうフェリーが出ているようだとわかったので、そこに行くことにした。


大きな荷物を持ってそのボート乗り場まで歩くこと1時間。いや、本当は一時間もかからない距離なのだが、だいぶ迷いまくって、道を訪ね訪ねしてたら一時間もかかってしまった。あと、道を訪ねてもなかなか言葉が伝わらないというのも大きい。英語が伝わらないだけならまだしも、ベトナムの地名を聞き取ってもらえないからどうしようもない。しょうがないから途中からひったくられるの覚悟でiPadを取り出してホーチミンの地図を示しながら道を聞いていた。明日からは出かける前に地名をメモ用紙に書き写してから出かけるようにしよう。


ボート乗り場につくと丁度ヴンタウ行きボートの出港時間だったので慌てて飛び乗った。今はそのボートの上でこれを書いてる。多分50人乗りぐらいのボートだが、結構満員だ。10:14。


ホーチミンからボートでサイゴン川を下ること1時間半ぐらい。ヴンタウに着いた。海の香りが気持ちいい。そしてボートを降りてビーチ付近までバイクタクシーで移動。潮風を感じながらのバイク移動はだいぶ気持ち良かった。


地球の歩き方がヴンタウを「日本でいう熱海のようなリゾート地」と書くのがよくわかる。ワンド型の海岸線に沿ってホテルがずらっと並んでる様子は熱海にそっくりだ。


今日はその中の一軒に宿泊。オーシャンビューの部屋で10ドル。部屋は綺麗だが、鍵の掛かり方がちょっと微妙。


そんなホテルにチェックインを済ませ、溜まった洗濯物を洗ってベランダに干して、貴重品をセーフパック(盗難防止用の鎖みたいなもの)でグルグルに巻いてベッドに括り付けて、海パンに着替えていざ目の前のビーチへ。


リラックスチェアーとパラソルを借りて、ビールを飲みながら読書をしたり、ベトナム女性の意外と大胆な水着姿を眺めたり、謎の食品を売りに来たおばちゃんから謎の食品を買って謎の食品を食べてみたり。なかなかの至福の時間だった。(謎の食品は多分魚肉ソーセージのようなものだった)


海にも入った。透明度は知多の海水浴場とあんまり変わらないが、水温が圧倒的に温かくて気持ち良かった。


そんなことをして5時間ぐらいビーチにいた。ビーチは昼は結構空いてたのだが、夕方ぐらいから急に人が増え始めた。日差しが強い日中は避けてるのかな? ぼくは夕方になって寒くなってきて退散した。


ところでベトナム人は見た目が日本人とよく似てる。向こうも僕がベトナム人に見えるらしく、普通にベトナム語で話しかけられる。これはミャンマーとタイでは無かったことなのでちょっと新鮮。


あと、このヴンタウというところ、広くて泳げるビーチがあってホーチミンからのアクセスも良くて結構いいところなのだが、客引きが非常に多くてしつこくて鬱陶しいのが難点。本当に次から次へとやってくる。ホテル探しの時にずっとついてきたタクシーの客引きにはマジでイライラした。乗らねえっつってんだろ。


夕方。ビーチから一旦部屋に戻り、シャワーを浴びて再び外出。食事へ。ホテル近辺でなにか良さげなものはないかと探してたら焼き芋屋さん(リアカー)と遭遇し、試しに一本購入。普通のさつまいもの味だったが、冷めていた。熱々だったら美味しかったんだろうな。


それだけでは物足りなかったので、適当な食堂に入ってみた。しかしメニューが全部ベトナム語で書かれてて全くわからなかったので、イチカバチカなんとなく目についた奴を指差して注文。待つこと数分、出てきたのはフォーだった。昨日も食べた牛肉のフォーだ。思いがけず二日連続のフォー。でも昨日の奴より美味かった気がするからOK。


そして現在21:30。ホテルの部屋でここまで書きました。


昨夜はそのまま寝てしまい、本日ベトナム三日目。6:30起床。

起きてすぐ散歩へ。朝から強烈な日差しの中を2時間ほど歩いた。今日もタクシーの客引きが面倒臭い。

途中、食堂で朝飯にフォーを食べた。ベトナム三日目だがまだフォーしか食べてない。しかし回を重ねるごとに旨く感じるようになってきてる気がする。同じ店でコーヒーも飲んだ。ベトナムのコーヒーはスタイルが独特だった。コーヒー豆がセットされたドリップフィルターとカップとお湯が運ばれてきて、「あとは自分でドリップして勝手に飲みやがれ」というスタイル。味は普通に美味しかった。普通の食堂で本格コーヒーが普通に出てくるあたり、さすがはコーヒー輸出大国ベトナム、アジアでは珍しくコーヒー文化がばっちり根付いてるのだなという印象。


そして一度部屋に戻り、チェックアウト時間の12:00までまだ2時間ほどあったので、もう一回行ったれ、と思い昨日に続いてビーチへ。泳いで本読んで11:30まで過ごした。


そしてホテルに戻ってシャワーを浴びてチェックアウト。シャワーを浴びてるとき鏡に映る自分を見て随分と痩せたような気が。久しぶりに60kgきってるかも。このまま55kgぐらいまで減ったらこの記録を元に「旅行ダイエット」っていうタイトルの電子書籍にしてapp storeで販売してみようかなというアイデアがふと頭をよぎる。


チェックアウトしてホテルのお姉さん(美脚)にこれからバスでホーチミンに帰るということを告げると、なんとホーチミン行きのバスをホテルまで呼んでくれた。しかも無料。バスターミナルまではタクシーで行こうと思ってたのでラッキーだった。


ホテルに迎えにきてくれたバスに乗ってホーチミンのベンタインバスターミナルまで。昨日ボートで一時間半1000円ぐらいだった移動が今日はバスで三時間400円。乗り心地はボートの方がだいぶ良い。バスはボロくて揺れが大きかった。車酔いする人にはだいぶキツイと思う。


そしてホーチミンに帰ってきて、バスから降ろされた場所がおととい宿泊した安宿街の近くだったので今日もまたそこで宿探し。何件か見て部屋はどこもどっこいだったので受付の人の感じが一番良かった宿に。一泊8ドル。ここに二泊してホーチミンをフラフラして明後日シンガポールに行こう。


チェックインを済ませ、今は宿の向かいの喫茶店でまたベトナムコーヒーを飲みながらこれを書いてます。今から路線バスに乗ってチョロンというチャイナタウンを見に行きます。16:47。


ホーチミンのチャイナタウンは二十年ぐらい前のジャッキーチェンの映画に出てくる香港みたいな感じのところだった。横浜や神戸のチャイナタウンとは違って中国色を肯定的に煌びやかに飾り立ててるわけでもなく、ただ普通に中華系の方々が暮らしてる街という感じ。ベトナム人と顔つきも似てるし中国語の看板が無ければそこがチャイナタウンだと気づかないぐらい。


数十分チャイナタウンを散策。雨がパラパラしてきたのでそろそろ帰ろうと思い再び路線バス(1番)に飛び乗ってホテルの方角へ。


チャイナタウンの存在は地球の歩き方で知った。

地球の歩き方というガイドブックは確かに非常に便利だが、ぼくは旅先でそれを見るたびに、どこか違うなという思いを抱く。一応自分の訪問先の国々の地球の歩き方は全部図書館で借りてスキャンしてiPadに入れて持ってきたのだが、旅先でそのファイルを開く度に、何か自分で自分の旅を本来自分が目指した旅の形から遠ざけてしまってるような、そんな気がする。そもそも僕は、先人たちが示してくれた 人生の歩き方 のようなものを無視して、それとは全く違う人生の歩き方をしようと思ってるからこそ、このような旅に出ることが出来たのだ。その僕が旅先で 地球の歩き方 なるガイドブックを開き、そのガイドに書かれていることをなぞっている。これはちょっと滑稽だ。それに、自分自身やっぱりガイドブックの通りに観光するのはやってて楽しくないし、旅をしている気がしない。これからは本当に必要な時以外は見ないようにしよう。


チャイナタウンからホテルがあるブイビエン通りに戻り、適当に歩いてたら一件のアートショップを発見。何気なく入ったら結構いい感じのアートが売られていた。店には30歳前後と思しき女性がいて、僕が絵を見ていたら「私が作者です」と言ってきた。へーと思い、800円ぐらいの小さな絵を購入。しかし日本に到着するころにはだいぶボロっるのは間違いない。謎の買い物をしてしまった。


その後晩飯。だいぶ腹が減ってたのでしっかりしたものをと思い、インド料理屋さんでカレーとナンを(500円ぐらい)。ベトナムで初めてフォー以外のものを食べた。思ったより量が少なくちょい不満。味はまぁまぁ。しかし豊橋牛川のインドカレー屋さんチャハナの方が美味いと思った。あそこはもっとだいぶ高いけど。そのカレー屋さんでここまで書きました。20:09。


カレーを食い終わり、近くのバーへ。どうもこの辺には良さげな店がたくさんあってついつい金を使ってしまう。もう一日ぐらいヴンタウで過ごしても良かったな。あそこ全然金使うとこなかったし。


ウイスキーを飲みながら読書。ジャックダニエルがシングルで200円ぐらいだった。安い。なぜだ。税制の違いかな?  しばらく二階席のテラス席にいたのだが、突然雨が土砂降ってきて室内へ移動した。本当に突然天気が変わる。一日のうちにいきなり晴れたりいきなり雨が降ったりっていうのが普通だ。


その後〆にもう一食食ってやろうと思い、近くの屋台でフライドフォーを注文。焼きそばというか、混ぜそばみたいな感じだった。甘辛味付の炒め野菜とフォーを混ぜて食う感じ。フライドフォーは特に美味ではなかった。


腹一杯でホテルへ。シャワーを浴びてさてそろそろ寝ようかなというタイミングでなぜか眠くならず、でも寝なきゃいけない理由もないので眠くなるまで読書。5時ぐらいまで起きてた気がする。


ベトナム四日目。8:00起床。洗濯をしてから外出。朝飯に屋台のフォー。一日2回ペースでフォーを食ってる。おれ完全にフォーのとりこ。一杯100円未満でこのクオリティーなのだから気にいるのも無理はない。


そしてコーヒー屋さんへ行ってアイスコーヒー。ベトナムのコーヒーはどうやら注文する時に砂糖抜きと頼まないと最初から砂糖が入ったコーヒーが出てくるらしい。ぼくは普段なら砂糖もミルクも入れてほしくないのだが、なぜかここでは喜んで砂糖入りを飲んでいる。美味しいと思える。不思議。


そして街を散策。バスターミナルの付近で観光客向けのお土産屋さんが集まるマーケットを発見。ベトナムに来てからは日本人らしき人影を一回も見てなかったのだがここにはいっぱいいた。そしてここで全然必要ないのに急に欲しくなって400円ぐらいの帽子を購入。かさばる感じの奴だしこれからの旅に明らかに邪魔だ。どこかで捨てよう。謎の買い物をしてしまった。


歩き回ったら腹が減ったので昼食。エビと野菜をクレープで包んだものを食す。特に驚きなしの味。その店でコーヒーを注文。さっきベトナムでは甘いコーヒーを美味しく飲んでると書いたが、ここでは躊躇なくノーシュガーを注文。やっぱ甘いコーヒーは出来れば飲みたくない。我ながら言ってることが無茶苦茶である。しかし、そのコーヒーがなかなか出てこない。もう10分近く待ってる気がする。それを待ちつつここまで書いた。13:47。


結局コーヒーは出てこなかった。一度「さっき頼んだんですけど」的なことを言ったけどそれでも出てこなかった。だからもういいやと思いコーヒーは飲まずに店を出た。まぁこんなこともある。


その後美術館を見に行った。絵と写真を見た。建物がいにしえな風情でかっこ良かった。客は全然いなかった。その静寂感がまた良かった。


2時間ぐらい美術館で過ごしたらもう夕方。美術館からホテルまで遠回りをしながら歩いて帰った。ホテル近辺に着いてもまだ晩飯には早い時間だったので、ミャンマー、タイに続いてここホーチミンでもマッサージを受けてみることに。ホテル近くのマッサージ店で受付を済ませて待ってたらなんかやたらセクシーなコスチュームの女性が現れたのでもしかしてそういう店なのかと思ったが、特にそういうことにはならず普通に気持ちいいマッサージだった。ちょっと拍子抜け。


マッサージ後も街ブラ。途中屋台でベトナム風サンドイッチみたいなものを購入して歩きながら食べた。香草の香りと辛味が効いてて美味かった。50円ぐらいであれなら全然ありだ。


そして適当なBARへ。店員の女の子が英語で結構喋りかけてくれたが僕の英語がダメすぎてあんまりコミュニケーション取れず。無念。


帰りにもう一度別のマッサージ店によった。中国にいた時もよくやったが、マッサージ店のハシゴは良い。だいぶ気持ち良かった。マッサージ2回合わせても1000円未満。物価が安いってのは本当にありがたい。


そして現在10/11  23:31。ホテルの部屋に戻ってこれを書いてる。明日は昼のフライトでシンガポールへ。

寝坊するとまずいからもう寝よう。