旅行24日目、プーケット初日夜。

22:00ごろ、ベランダで一人お金を数えてたら、アメリカ人男性一人と日本人女性二人組が現れ、いっしょに話すことに。


日本人女性の二人は大学生で、なんと名古屋から。奇遇。そして彼女たちは大学で音楽を学んでるとのことで、日本から持参のウクレレと笛で「カントリーロード」と「タイタニック」をその場で演奏してくれた。プーケットの夜風に当たりながら聞くその見事な演奏を贅沢に感じて、少なからず揺さぶられるものがあった。音楽家は偉大。


アメリカ人男性はカリフォルニアから。31歳。なんと8ヶ月も旅行中で、ハワイとかタイとか太平洋沿岸国をゆっくりまわってて、ちょっと前まで日本にもいたらしい。


しばらく話して三人がそれぞれの部屋に戻ったあとぼくは一人ベランダに残り、コンビニで買ってきたビールを2本飲んだ。日本に帰ったあとのことをちょっとだけ考えた。


旅行25日目。

7:00起床。なんだか外が騒がしい。

ベランダに出て表の通りを見てみると、表の通りに何やら行列が。そうか、昨日の夜ベランダで彼女たちが言ってたお祭りというやつか、とここで気づく。

ということは、、と、昨日の話を思い出してワクワクして待ってると、昨日聞いた話の通り、やってきた。一体なんのためにこんなことをやってるのだろう。やってきたのは、笛やナイフを、頬に突き刺した男たちの行進。突き刺さって左から右へ貫通してる。文章で伝えるのは非常に難しいが、とにかく突き刺さってるのだ。いたそうとか、そんなレベルじゃない。クレイジーすぎる。何なんだこの人たちは。しかも別にたのしそうとかでもないし。完全に理解不能だ。


あまりに理解不能な光景に混乱したが、でも僕にとってはそんなに長時間眺めていたいものでもなかったので、見物はさっさと切り上げて洗濯。手で洗った洗濯物はホテルの屋上に干した。


そして、9:00ごろ今日はとりあえずビーチへ行こうと思い、ホテル近くからトラックの荷台を改造したようなソンテウという乗合バスに乗っていざカロンビーチというビーチへ。数十分でカロンビーチへ到着。


ビーチは白人観光客だらけ。海は、こないだのオーストラリアに比べると美しさは若干劣るが、それでもやはり綺麗。ぼくは椅子とパラソルを借りた。100バーツ。


早速海へ入ってみたのだが、こないだ強打した右胸がまだ痛くて泳げず、すぐに陸へ引き返し、しょうがないので泳ぐのは諦めて砂浜でビールを飲んで過ごすことに。


本を読んだり、寝てみたり、気持ちよく過ごして気づいたらもう夕方。近くにあったシャワー(10バーツ)で砂を流し、今度はプーケットの繁華街へ行ってみようと思い、タクシーでパトンという地区へ。パトンについたのが18:00ごろ、観光客だらけの街をフラフラ歩いて、なんかギラギラしたバーでビールを一杯飲んで、海岸でサンセットを眺めた。


夕日が沈んで、さてこれからどうしようかなと歩いてたら、宿から車で30分以上かかるパトンでなんと昨日宿で出会った日本人女子大生二人を発見。ぼくには気づいておらず旅行会社のカウンターで何やら交渉中。うしろから「こんばんは」と声をかけると、「おーーーーー」というリアクションが素敵だった。そして彼女たちはその旅行会社のカウンターでちょうどニューハーフショー観劇の交渉をしてた最中で、タイミングよくこれに僕も同行させてもらえることに。ありがたい。


ニューハーフショーまでまだ時間があったのでいっしょにご飯を食べましょうということで近くの適当なレストランへ。ビールとビールとマンゴーシェイクで乾杯し、グリーンカレーとトムヤムクンと焼きそばとチャーハン。お腹いっぱいになった。若くて綺麗な女の子と食事が出来て幸せだったので僕はもう全額払ってお小遣いもあげたいぐらいのテンションだったが、彼女たちがそうさせてくれそうになかったので結局100バーツずつ出してもらって残りを僕が払った。


そして先ほどの旅行会社に戻り、そこからバスでニューハーフショーの会場へ。

開演は9:00。白人や中国人などで結構満員。

ショーは、綺麗な人からお笑い担当まで、多種多様なニューハーフたちのダンスショーと言った感じで、全体的に僕にもわかるレベルで踊りが下手くそだったが、衣装がきらびやかでときおりそれなりの見せ場もあって、なかなか楽しかった。


そして、ショーが終わって外に出ると、ニューハーフたちがずらっと並んで観客の記念撮影に応じていた。僕たちも撮ってもらったが、チップの要求が凄まじくて怖かった。「チップチップ」と言って僕の腕を掴む手は、完全に屈強な男のそれだった。


そこからは旅行会社手配のバスでホテルへ。ホテルへ帰ったあと、彼女たちと近くの屋台で買ったフードをつまみに一杯だけ飲んだ。


彼女たちはこれから飛行機でバンコクへ戻り、そこから陸路でカンボジアのアンコールワットを見に行くそうだ。ぼくの大学時代にはこういう冒険的な旅行をする女子学生はまわりにいなかったなぁと感心。そして彼女たちは大学を卒業後、一人は小学校の先生になり、一人は大学院でさらに作曲を学ぶそうだ。こんな子が先生ってのはだいぶ良いなと思う。そして作曲家の方の彼女は名古屋でライブとかレストランでピアノの演奏とかやってるらしいから日本に帰ったら見に行ってみたい。


翌朝早くホテルをチェックアウトするという彼女たちは日付が変わった頃に部屋に戻っていった。僕は一人ベランダに戻って、この旅をどう終えるべきか考えていた。この次に、どこかへ行こうか、それとも日本に帰ろうか。しかしこのまま日本に帰って、本当にそれでいいのかと考えると、もう自分の中で答えは出てるよなと納得。あとはお金の再計算をして行き先を検討する必要があるなと、そんなことを考えてたら眠くなってきたので、1時過ぎに僕も就寝。



旅行26日目。7:00起床。

まだいるかなぁとちょっと部屋を覗いてみたら、もう彼女達の姿はなかった。気をつけて行って来てくださいと心の中で言う。


ぼくは今日は何の予定も決めてなかったのだが、とりあえず腹が減ったので近所の安食堂で朝ごはん。40バーツ(120円ぐらい)でご飯とおかず二品。満足。


そして街をフラフラ。今日もお祭りらしく爆竹が凄まじく騒がしい。

ホテル近くの旅行会社でピピ島ツアーの看板を見つけ、そうだこれに参加しようと思い、参加申し込み。明日ピピ島に行くことになった。800バーツ。2500円ぐらい。楽しみ。


申し込み完了後も引き続き街ブラ。ずいぶんと遠くまできてしまい、歩いて帰るの面倒だなと思ってたらバス停を発見。案内表示をみるとどうやらホテル付近まで行きそうなバスだったのでそのバスに乗ってホテル付近へ。


今度は別のバスに乗り継いで昨日に続いてまたもビーチへ。まだ行ってないビーチがいいかなと思ったのだがなかなかバスが見つからなかったので結局昨日も行ったパトンへ。ビーチに着くと目を見張る光景。なんと白人女性の美女集団がトップレスで日光浴をしている。ここはアジアだぜ君たちと思いながらちょっとだけ心が浮つくが、意外とすぐに慣れた。なんだろう。向こうに隠す気持ちがないとこっちも特に何とも思わなくなる。


そんなビーチで数時間滞在。明日のピピ島に備えて強打した胸を休めるためにも特に泳いだりはせずにビールと読書(ホテルの本棚にあった日本語の小説「ビリーがいた夏」喜多嶋隆、過去の旅行者が置いて行ったもの)で過ごした。数時間を過ごし、本当はもうちょっといたかったのだが、急に豪雨が降ってきたので今日はもういいやと思いまたバスでホテルへ退散。


ホテルへ戻ったのが17:00過ぎ。腹が減ったので飯。近くの露天で焼きそばを買い、ホテルに持ち帰って食事。コンビニで買ったバカルディコークと共に。焼きそばは妙に甘くてまずかった。


そしてそれを食べ終わり、ホテルのソファーでここまで書きました。19:40。二日分まとめて書いたので今日は結構な量になった。


旅行25日目。プーケット四日目。6:30起床。朝起きたら同じ部屋にフランス人男性が居た。昨日まで四人部屋を一人で使えてたのにな。クソぅ。


今日は地元旅行会社のツアーに参加してプーケット島からピピ島へ一日クルーズ。

7:00にバスがホテルへ迎えにくるので大慌てで準備。バスは定刻通りにきた。


バスに乗って20分ぐらいで港へ到着。今日もホテルの本棚に置いてあった本を持ってきた。「未来をかえるイチロー262のNextメッセージ」というイチローの名言集。バスの中でこれを読む。「教えてあげる、というスタンスでこられると、この人は限界なんだろうなぁ、と思うんです」

「自分は経験をかさねてきているから、なんでもききなさい、というスタンスには、まったく魅力を感じないんです」っていう言葉が気持ち良かった。


港で船に乗り、クルーズ出発。ところどころ変な形の岩とかの前でスピードを落として客に見物させながらのクルーズ。船は多分200人乗りぐらいの船。結構満員。ぼくは一番端の水かぶり席で景色を見物。残念ながらあまりいい天気ではなくて海風がちょっと寒かった。


そしてしばらく経って船停止。シュノーケリングポイントに到着。

他のツアー客といっしょに僕もシュノーケルと足ヒレを借りて海へダイブ。プーケットにて人生初のシュノーケリング。でっかいブダイやウツボや名前忘れたけど黄色と黒と白の縦縞のカイトみたいな形のやつとか色とりどりの熱帯魚がたくさん見れた。最初慣れなくてちょっと水を飲んだ。


しかし魚を集めるために船からエサを撒きまくってたのが気になった。海には十分な食べ物があるだろうに、あんな風にエサを撒きまくったら多分エサの供給過剰で、海の中での自然浄化作用の形崩れてしまうことだろうと思う。一応今でもきれいなピピ島の海だが、多分人間がこういうことを始める前はもっともっともっと綺麗だったはずだ。そして今この時もちょっとずつ汚れて行ってるんだろう。ちなみに、つい先日見たばかりの、人の居住人数も少なくて車の乗り入れ禁止など環境保護対策に熱心だったオーストラリアロットネスト島の海は、ピピ島なんかとは比べ物にならんぐらいきれいだった(あっちでは泳いでないけど外から見た印象で)。結局人がいないところが一番美しいのだ。このまま人間が汚し続ける一方ならば、ピピ島の海が綺麗な時代は驚くほど早く終わってしまうことだろうと思う。


シュノーケリングを終えて再び船へ乗り込み、ピピ島へ上陸。ピピホテルというホテルで昼食(ツアーの一貫)。割と豪華な中華料理だったが、見知らぬ他のツアー客と同じテーブルに座らされて気を使いながらターンテーブルを回す感じは決して気持ちの良いものではなかった。


食事が終わってちょっとだけピピ島を散策。うーん。なんか思いっきり観光地だな、という印象。


そして再び船に乗り込み、プーケット島へ帰島。その船の上で、ここまで書いた。10/22 15:18。


プーケットの港に船が着いた時、船内のテレビではジャッキーチェンとウィルスミスの息子の映画(タイトル忘れ)がクライマックスを迎えようとしていた。僕は以前にも観たことがあったのだが、面白い映画だったのでこの船内上映もまた熱中して観てしまっており、船が着岸して下船可能のアナウンスがあっても尚席に居座り、この映画をなんとか最後まで観てやろうと粘っていた。

見渡すと周りの乗客も結構映画を観ていたようで、格好な数の乗客(ほとんど欧米人)が僕と同じく席に居座り、ウィルスミスの息子が映画の中で戦う姿を見つめていた。そして映画のクライマックス、最後の決着がついた瞬間に船内では自然と拍手が起こった。映画の面白さに加え、自分たちが船から降ろされてしまう前に映画が終わったことに対して安堵する気持ちが拍手を誘ったのだろう。映画が終わったのは多分船が到着してからすでに十分近く経った頃だったと思うが、映画の再生を停止することなく最後まで上映した船会社のサービス精神あふれる判断はなかなかイカすなぁと思う。


船から降りて旅行会社の人にチケットの半券を見せるとホテルまでの車をアレンジしてくれた。案内された車に他の観光客とともに乗車。この時外は土砂降り。


ホテルに帰る前にクロックスそっくりだがクロックスではないサンダルを購入。199バーツ(600円ぐらい)。マレーシアで買ったビーサンがどうも足に合わないようで親指と人差し指の間に豆みたいのができて痛かったので、代わりにと思い購入。この旅二回目のサンダル購入になってしまった。


ホテルに戻ってちょっとゆったりしてからまた外出。近くの屋台で食物を購入してホテルに持ち帰って食べる。春雨にカレーをかけたやつみたいなのを食べた。味はまぁまぁだった。


そして部屋に戻って読書をしてたのだが、部屋の外で白人女性がやたら楽しそうな笑い声をあげているのがちょっと耳障りだったのでイヤホンをして眠くなるまでクロマニヨンズを聴いていた。そしてイヤホンをしたまま寝た。


旅行26日目。9:00起床。

昨日の夜スターアライアンスに送ったメールの返事が届いていた。プーケットから名古屋へのフライトを10日ほどあとにずらして欲しいというお願いに対して、OKの返事。これで一応、帰国予定は11月4日になった。


朝ごはんを買いに近所の屋台へ。中国では油条という名で売られている揚げパンのようなものを購入。中国では豆乳とともに食べるのが一般的だが、プーケットでは甘くてやや緑色のミルククリームのようなものがついてきた。なぜ緑色なのかが気になったが、案外うまかった。


朝ごはんを食べて外出。今日もソンテウに乗ってビーチへ。ソンテウにも日本のバスと同じような「降りますボタン」がついてるのを発見。それを押すと止まってくれるらしい。この前車内で必死に手を降って止まってもらったのがバカみたいだ。誰か教えてくれればいいのに。


今日の行き先はKATAビーチというところ。こないだ行ったカロンビーチの隣のビーチだ。


ビーチに通い慣れてきてどうするのが得かわかってきたので、今日は有料の椅子を借りずに、ミャンマーで買ったロンジンという腰巻をホテルから持ってきて、それをシートがわりにビーチに敷いてポジション確保。ロンジンがこんな形で役に立つとは。


まだこないだぶつけた胸の痛みが若干あるが、泳げないほどではなくなったので、今日は久しぶりに結構な距離を泳いだ。しかし日本にいた頃は毎日プールで1km泳いでいたのだから、今日のあの程度で満足してしまうのは如何かと自分で思う。


泳ぎ終わって浜に戻り、しばらく読書。そして睡眠。本当にこの一ヶ月で10年分ぐらい日焼けしてる。


そんなことをして夕方までビーチで過ごし(この旅こにパターン多いな)、またソンテウに乗ってホテルへ。ソンテウが超満員。プラス突然の雨のため窓締切(エアコンなし)だったためめちゃめちゃ息苦しい数十分だった。


ホテルに戻って洗濯。そして近くの屋台で食事。練り物と豚肉の串焼きと、スパイシーミックスサラダ。全部めっちゃ辛かった。ぼくは日本人レベルでは辛いものにだいぶ強い方だが、ミックスサラダだけは完食できなかった。悔しい。世界の壁は厚い。


そしてそれを食べ終わってここまで書きました。10/23 20:07。


東南アジアにいることが既に日常になってて、もはや旅をしてるという気がしなくなってる。このまま旅を続けても、なんかダレちゃうだけな気がしてきた。


とは言え、11/4の帰国をわざわざ早めることもないので、それまではタイをフラフラしようと思い、ネットでリサーチしてたら、サムイ島というところに行ってみたくなった。これまで五日間を過ごしたプーケット島はタイの西海岸にあるが、サムイ島はタイの東海岸にある。タイを横断して西から東の島へ行く。なかなか好主意ではないか。プーケットからバスが出てるようなので、明日バスターミナルに行ってチケットを買おうと思う。


旅行27日目。プーケット6日目。7:00起床。

昨夜はめちゃめちゃホテルの外がうるさかった。爆竹やら太鼓やら、深夜0:00過ぎまでとんでもない騒ぎだった。一体なんだったんだあれは。


一体なんだったんだあれは、という疑問は、朝ごはんを食べるために外出した時にすぐに解けた。昨日までずっとホテルの前の通りに並んでいた無数の屋台が、跡形もなく全て消えていたのだ。そういうことか。昨日がお祭りの最終日だったのだ。だからあんなに遅くまで騒いでたわけだ。合点。


朝食は近所の食堂で。ご飯とおかず二品で40バーツ。130円ぐらい。


朝食後、サムイ島行のバスを予約するために歩いてプーケット長距離バスターミナルへ。10分ほどで到着。しかし、チケット売り場でサムイ島に行きたいと告げたら、サムイ島行のバスはここではなくてバスターミナル2から出ていると言われてしまう。なんだそれは。バスターミナルがもう一個あるなんて聞いてない。一瞬サムイ島に行くこと自体が面倒臭くなるが、チケット売り場のおばちゃんがバスターミナル2行のバス乗り場を教えてくれたので、気を取り直してそのバスに乗ってバスターミナル2へ。


10分ほどでバスターミナル2へ到着。バスターミナル2はさっきのバスターミナルに比べてだいぶ綺麗。どうやらまだ新しいらしい。だからネットの情報に出てこなかったのだ。


程なくサムイ島行のチケット売り場を発見し、明日の朝9:00の便を予約。バス代(サムイ島へ渡るためのボート込み)は450バーツ(1500円ぐらい)だった。9:00に出て、16:30にサムイ島着らしい。こりゃ久しぶりに長旅だ。


一度ホテルに戻り、ネットでサムイ島の安宿を調べて何軒かメモ。現地についてもし宿が見つからなかったらタクシーでここに行けば良い。この辺りの気配り、ちょっと旅が上手くなった気がする。


そしてそれを終えたらもう昼過ぎ。ちょっと時間がタイトだが、今日もビーチに行こうと思い、ソンテウ(トラックみたいなバス)にのって、今日はプーケット島の南海岸にあるナイハーンというビーチへ(40バーツ)。


30分でビーチに到着。今まで行ったビーチよりもだいぶこじんまりとしている。田舎の海という感じ。それでも白人観光客はいっぱいいたが。


ナイハーンビーチに到着したのが14:00ごろ。運転手に聞いたらナイハーンからの帰りのソンテウの最終便は思ってたよりも早く、16:00が最終らしい。これに乗らないと2000円近く払ってタクシーで帰らないといけなくなるので大変。せっかく来たがビーチに二時間しかいられない。誤算。


ちょっとだけ泳いで、あとはビール一本と読書(iPadで萩原朔太郎の「詩の原理」)で15:40まで過ごし、ソンテウ乗り場へ。


しかし、ソンテウ乗り場に、ソンテウがいない。

嫌な予感がして近くで客待ちをしてた2人のタクシー運転手に聞くと、嫌な予感的中、最終のソンテウはもう出発したという。。。。


時計をみる。15:50。最終のソンテウが発車する予定時刻の10分前だ。もう行ってしまったのか。


ふざけんなよおい、と思いながらも、怒っても何も解決しないので、さてどうしようかと冷静になって考える。


目の前には客待ちのタクシー、とりあえずプーケットタウン(ホテルの所在地)までいくらかと聞くと、500バーツだと。やはり高い。ソンテウの10倍以上だ。これは払いたくない。


じゃあどうしようと考えていると、2人の運転手のうち、どうやら一人はバイクタクシーの運転手らしいということに気づいて、ここで僕はひらめく。これに乗って追いかければソンテウに追いつくのではないかと。そしてジェスチャーを交えて言う。「プリーズチェイスザソンテウ!」と。バイクタクシーの運転手はすぐに意図を理解してくれた。しかもちょっと楽しそう。しっかり掴まってろよ、的なことを言ってくる。その前にいくらかと聞くと、60バーツだと。急に安いなおい。決まりだ。


そしてバイク(中型)にニケツでソンテウチェイス開始。結構飛ばしてくれてる。怖い。帽子が風で飛びそうだが手を離すと自分がバイクから落ちてしまいそうなので首を捻って帽子にかかる風圧を逃がす。ていうか俺だけノーヘルじゃねえか。大丈夫かおい。しかしスリリングで楽しい。


とかなんとか思いながらも楽しく走ること5kmほど(体感)、見事ソンテウに追いつくことに成功。バイクの運ちゃんがクラクションを鳴らしてソンテウを止めてくれた。


運転手のおっちゃんにお礼として料金の60バーツプラスチップとして10バーツ支払い、ソンテウに乗り込んだ。おっちゃんがぼくを指差しながらソンテウドライバーに何か言ってる。「あんたがあいつ(僕)をおいていっちゃったからバイクで追いかけて来たんだよ」的なことを言ってるのだろう。バイクの運ちゃんなんか楽しそうだ。おれも楽しかったし、ソンテウにおいてかれて結果的には良かったな。


無事ソンテウに乗り込み、30バーツでホテル付近に到着。しかし良かったわ追いついて。


一度ホテルに戻り、共同の洗面所で海パンを洗濯してベランダに干して、夕食を食べに外出。最近朝晩二食が基本形になってる。意外と体調が良い。日本に帰ってからもこうしようかな。


夕食はちょっときれいめなタイフードレストランで。パイナップルとチキンのチャーハン(60バーツ)とトムカーカイ(100バーツ)というスープを注文。パイナップルチャーハンは薄味の鶏ガラチャーハンにパイナップルをいれちゃいましたって感じの味。トムカーカイは白いスープ(多分ココナッツミルクの色)で、タイスープ特有の酸味と辛味がしっかりあって、メインの具は鳥肉。あとは生姜も大量に入ってた。多分両方とも好みが別れる味だが、僕は両方うまいと思った。


飯を食い終わって、セブンイレブンでバカルディブリーザーライム(53バーツ)を購入し、ホテルへ戻った。そしてベランダでそれを飲みながらここまで書きました。20:32。


あと今日はちょっと気分が乗ってるので、この数日頭から離れないことを書きのこしておく。


仕事でも恋愛でも趣味でも何でもそうだけど、もしかしたらこれちょっと好きかもしれないと思うことに出会ったなら、その時にそのタイミングでちゃんとそれに向き合うってのはすごい大事だなと。

そのタイミングじゃなきゃダメだっていうのは、やっぱ興味が向いてる時にそのフィールドで成功体験をするからこそ好きだっていう気持ちが勢いよく増幅されるわけで、そのタイミングを逸してしまってからいくら成功を重ねても、感じられる楽しさやそれを好きだと思う気持ちはそこまで増幅しないだろうから。

だから、そういうものに出会った時にいつでも動けるように、膝を柔らかくしとかにゃいかん。もう26歳。昔に比べるとだいぶ好奇心が騒ぎにくくなってきてるから、なおさら意識的に。


明日はサムイ島まで8時間の移動。早く寝よう。