旅行五日目ミャンマー三日目。

宿を移動した。tokyoゲストハウスから歩いて十数分の距離にあるchan myaye guest houseへ。
ちょいと部屋は安くなったが、設備はそこまで劣らない。と思っていたらシャワーが水のみだった。外が暑いから耐えられるがやはりお湯が恋しい。そしてwifiもなし。


今日もとにかくたくさん歩いた。朝は雨の中よー歩いたし、午後もよー歩いた。


あと、今日は列車に乗った。
ヤンゴンを一周する、東京でいう山手線みたいな列車だが、電車ではなく汽車。ヤンゴンセントラルレイルウェイステイションで乗車して、三時間ほどで一周。多分距離はそんなに走ってないはずだがなんせ遅かった。豊橋の市電よりも若干遅いぐらい。しかしいろんな村や田園や畑やスラムっぽいところを列車の車窓から眺めているのは面白かった。
あと、僕が乗った車両には列車の警備のためなのか警察官が乗っていて、なぜかこの人がいろいろよくしてくれた。外の景色が見えやすい警察官席に招いてくれたり、あれはなんだこれはなんだと窓の外の風景を指差しながら教えてくれたり(ほとんど意味はわからなかったけど)、途中駅で乗り込んでくる行商からエビせんべいを買ってくれたり、いろいろ接待してくれた。他の乗客が窮屈そうにしてる中でぼくだけゆったりと警察官席に座ってエビせんべいをかじっているのがはょっと心苦しかったが、まぁとにかくあのおまわりさんのおかげでゆったりと景色を眺めることができた。お礼に日本から持ってきたシャーペンをあげといた。こういう風に賄賂が始まって、権力が暴走するのかもな。あと、僕の目の前に座っていた母親が堂々とこどもにおっぱいをあげていたのに驚いた。ここでは全然普通のことらしい。


列車を降りたあと、喉がからからだったのでたまたま見つけたパブのようなところに入った。まだ夕方だったがビールx2 チキンソーセージを完食。いい感じ。


その後いろんな路地を隈なく歩き遠回りをしながらtokyoゲストハウスに荷物を取りにいくと、なんとちょうどA子ちゃん(オーナーのお孫さん)のバースデーパーティーをやっていたので図々しく参加。食事とケーキを頂く。A子ちゃん8歳おめでとう。


楽しい誕生日パーティーを終えたあと、tokyoゲストハウスに別れを告げてchanmyaeゲストハウスへ移動。という一日でした。21:14。




旅行六日目ミャンマー四日目、朝七時起床。よく寝た。

朝ごはんを食べてからフェリーに乗ってヤンゴン側の向こう側へ。橋がないということが大きく影響してるのだろうが、フェリーで10分ほどの川の向こう側はヤンゴンとはまるで別世界のど田舎だった。車はほとんど走っておらず、バイクやサイカー(自転車の横にサイドカーをつけたもの)や馬が主な交通手段のようだ。ぼくは集まってくる客引きの中からサイカーを選び、二時間チャーターしていろいろ走り回ってもらった。交渉の結果料金は二時間で10000チャット(千円)になった。実質ただの自転車の荷台である上に道がボロボロだったので乗り心地はすこぶる悪かったが、ヤンゴン市内とはことなるディープミャンマーな感じが面白かった。広大な水田や、孤児学校や、2008年の津波で流されてしまった地域など、いろいろ見た。途中立ち寄った小さな市場でカメラをぶら下げて歩いていたら市場で野菜を売ってたおばちゃん数人に面白がられて、「あの人を撮ってあげてよ」「やめてよあなた撮ってもらいなさいよ」的なやりとりを見せられた。おもしろかった。(おばちゃんが言ってた内容は推測)


帰りもフェリーでヤンゴン市内へ戻った。その後昼食。
ガイドをしてやるといって勝手に着いてきた男に教えられた店へ。勝手についてきた男は店の中にも入ってきて勝手に自分が食うものを注文してやがる。
本来ならちゃんと断るべきところだが面白そうなので放っておく。
そして勝手についてきた男といっしょにランチ。謎だ。メニューはミャンマービールのドラフトとスパイシーなチャーハン。何故知らないおじさんと一緒に飯を食わなければいけないのかわからなかったが、やっぱインディカ米のチャーハンはうまかった。

そして食い終わって会計。当然そのおじさんの分も僕が払うらしい。なぜおれは勝手についてきた知らないおっさんに飯を奢ってやってるのだろうか。謎だ。

そして案の定というか何と言うか、案内してやったんだからチップをよこせと言ってきた。
僕はここでよっしゃ待ってましたとばかりにサンキューといって100チャットを差し出す。予想通り男は唖然としている。なぜなら100チャットというのは日本円でいうと10円ぐらいだからだ。さすがにミャンマーでも何も買えない金額だ。するとおっさんは、「少なすぎるよ!10000チャットくれ!」と言ってくる。ここで僕もギアチェンジ。思い切って大声の怒声。それまでにこやかに接していた僕が急に怒ったのでおっさんもびっくりしたらしく、それまで片言の英語でしゃべってたのが急にミャンマー語に変わって何かを言っている。実はぼくは全く怒ってなくて、僕が怒ったらおじさんはどんな反応をするのかみたくて怒ったふりをしただけなのだが、おじさんはぼくが怒ったことでにわかに居心地が悪くなったらしく、その後すぐに帰ると言って去って行った。楽しかった。


その後部屋に帰って一休み&洗濯。暑くてよく着替えるから洗濯が大変。もちろん手洗い。


洗濯を終えたら再び街へ。

ヤンゴンで一番でかいショッピングセンターへ。ハンドメイドのかごを購入。母親にでもあげよう。あとミャンマー人が街中で着用しているロンジンという腰巻を購入。これは誰も要らないだろうから自分用。他にもスーチーさんプリントのエコバッグ(結構かっこいい)とか買いたいものはいっぱいあったが、まだ旅の序盤。荷物を増やしすぎるのも嫌だと思ってやめた。


買い物を終えて、ドーナツ屋でコーヒーを一杯。甘くて不味かった。その後ぶらぶらしてたらたまたま映画館の前を通り、日本映画貞子3Dを上映してることを発見。勢いで入ってしまった。吹き替えじゃなくて字幕(英語と中国語、ビルマ語はなし)だったので普通にみれた。でもどうせならミャンマー映画にすりゃ良かったなと思いながら観た。映画自体は僕好みの感じではなかったが、それをみてるミャンマー人の反応が面白かった。彼らは上映中普通に電話もするし連れ同士でぺちゃくちゃしゃべっていた。そして何より面白かったのが、貞子が登場するたびに至る所で結構大きな笑いが起こっていたこと。なかなかいいセンスをしていると思う。最後の方は僕もおもしろくなってきて貞子が出てくるたびに彼らといっしょに笑っていた。楽しい映画鑑賞だった。


映画館を出たらもう午後九時。腹が減ったので飯を食おうと昨日の夕方にも立ち寄ったパブへ。今日はひき肉とピーマンの炒め物とビールとインディカ米ライス。炒め物は油っぽくて不味かった。それを食いながらここまで書きました。21:48。そろそろゲストハウスに帰ります。明日は何をしようかな。明日考えよう。旅行六日目ミャンマー四日目終わり。


旅行七日目ミャンマー五日目。6:30起床。朝から強烈な胸焼け。どうやら昨日の晩飯の油にやられてるようだ。そしてゲストハウスで出された朝食がなんと朝からインスタントラーメン。せっかく作ってもらったのを丸々残すのは申し訳ないと思い無理して完食。朝から吐きそうだ。


朝食後は銀行へ。手持ちのチャットがなくなってきたので100ドル両替。その後シェーダゴンパゴダというヤンゴンの象徴的寺院にやってきた。金ぴかだ。その金ピカに照らされながら今これを書いている。


シェーダゴンパゴダは非常に面白い観光地だ。ヤンゴンを代表する観光スポットでありながら、観光地然とし過ぎていない。
外国人からは5ドルの入場料をとっておいてミャンマー人は当然のようにフリーで入ることが出来るということが既にそれを表しているのだが、外から来たものには観光地としての顔を見せ、内にいる人にとってはここはただの日常生活の一部分だというところ、これがよい。地元の人にとってここは弁当を持ち寄って食べる場所であり、日陰で身を休める場所であり、祈りを捧げる対象なのだ。これは観光地として非常に重要なことだと思う。というのも、ぼくは観光地とはAV女優のようなものだと思うからだ。観光地もAV女優も、どちらも要求されるのは素人っぽさであり、その道のプロっぽくなればなるほど、その価値は反比例してさがっていく。どんなに出演本数が増えても素人っぽい演技ができるAV女優が一流と呼ばれるのと同様に、どんなに観光地化されてもそこに生きる人たちの日常の姿を決して隠さないということが、一流の観光地である必須の条件だと僕は思う。その意味で、このシェーダゴンパゴダは一流だ。11:31。


そんなわけわからんことを書いたあと、シェーダゴンパゴダをぼーっと歩いていたら、胸焼けがどんどんひどくなってきて、足腰を動かすのが重くなってきた。これは早いところ帰った方が良さそうだなと思い、さっさとパゴダを出てタクシーを拾った。しかしゲストハウスまで十数分の距離を、我慢できなかった。途中信号待ちの時にタクシーを飛び降りて路上で嘔吐。ヤンゴンの皆さん汚しちゃってすみません。旅に出て一週間。来てしまった。冷や汗だくだく。これは熱もありそう。フラフラになりながらなんとか部屋(よりによって階段なしの8階)にたどり着いた。幾度もトイレに行きながら数時間のたうちまわって現在18:02。だるさはまだまだあるが下痢と嘔吐はちょっとマシになった。しかし今日はもう何もできない。ゆっくりしよう。以上chanmyaeゲストハウス8階見晴らし抜群のベランダにて。


トイレとベッドの間を何往復しただろう。寝苦しくて長い夜だった。現在午前10:39。旅行八日目ミャンマー六日目。体調はもどらない。明日ミャンマーを出発する予定なのだが、どうしよう。日程を変更すべきだろうか。午後になっても体調が戻らなかったら飛行機を遅らせるしかないだろう。この体調のままバンコクに行って宿探しは辛すぎるから。しかし丸一日何も食べてないのに全く腹が空かない。困ったもんだ。。


12:30。体はほんのちょっと楽になったが、やはり旅程の変更をしようと思い、インターネットが使える環境を目指して外出。先日TOKYOゲストハウスでAさんからトレーダーズホテルという高級ホテルで高速wifiが使えると聞いたのでそこへ。フレッシュオレンジジュースを注文してwifiのパスワードを受け取り、久しぶりのネット。メールとニュースをチェック。数日遅れでソフトバンクのイー・アクセス買収を知る。株価は連日のストップ高らしい。ついこないだ売ってしまったばっかりの株だ。くっそ凹む。

気を取り直してルフトハンザ航空に日程変更お願いメール。すごいぞルフトハンザ。すぐにOKとメールが返ってきた。まだドイツは早朝のはずなんだが。24時間体制なのかな?

というわけでミャンマー滞在が一日伸びた。今日明日ゆっくりしてしっかり体を治して、明後日バンコクに出発だ。